まず、これもおさらになりますが、そもそも投資信託とはなんでしょうか。
私は、投資信託は、大きく分けて2つのニーズに答えてくれる投資商品だと思っています(もちろん投資経験やスタンスによって意見は違うと思いますが)。
1つ目のニーズ:
「どの株がいいとか悪いとか、よく分からないよ…。プロの人に任せるから、いい感じに選んでほしいな」
私も証券会社にいたことがありますが、マーケティング部門だったこともあり、個別の銘柄の選定方法はよく分かりません。そこいいくと投資信託は、自分の投資スタンスによって、プロの運用者が代行して売買をやってくれるのです。
例えるとこんな感じかもしれません。
みなさんは今度ホームパーティーをやることになりました。あなたはワイン調達担当になりました。そのため、お店に行ってワインを予算10,000円で買うことにしました。あなたがもしワインに詳しければ、自分で銘柄を選んで買うでしょう。
ですがあなたがもし、決してワインに詳しいとは言えなかった場合、お店の人に聞くかもしれません。そのときあなたはこう聞くのです。
「今度、4人でホームパーティーをやります。予算は10,000円です。女性が多いので、フルーティーで少し甘い感じのものがいいですが、おススメはありますか?あ、でもせめて1本は、少しタンニンが強めなものもあるといいですね」
こうして4本ほど選んでもらったワインを購入するのです。
これが投資信託です。
個別の銘柄はよく分からない。でもリスクの取り方(ハイリスク?ローリスク?)や、投資先(国内?海外?新興国?先進国?)を決め、あとは何で運用するかは運用者に任せる、というわけです。
2つ目のニーズ:
「株も債券も、あと為替もやりたいな。でもそんなに予算がないから全部はできないな…」
例えば、債券を買う場合、やはり何万円かは必要になりますし、FX(為替)も同様でしょう。
ですが、リスク分散の観点から、いろいろな投資商品を買いたいということもあるでしょうし、一般にはその方が良いと言われています。
そこで出てくるのが投資信託です。
先程の似た例えで言えば、ワインのミニボトル12本パックを買うイメージでしょうか。
いろいろな味のワインを、少額でいろいろと買えるわけです。
と言う特徴を持つのが投資信託です。
当然ですが、言わばプロにお願いするわけですから、株を買ったりするのとは別の手数料がかかるケースが多いですが、ここでは省略します。
さて、投資信託はどこで買えるのでしょうか。私はどこで買っているかは次にご紹介します。
私の投資手法はそのあとで…。
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