投資信託(8)原油価格

9/29の今日、日経平均上がりましたねー。

16,693円で終わりました。これは前日比で228円上がったことになります。さらにいうとこれは+1.39%、100万円の投資をしていれば、今日一日で13,900円が儲かったことになります(この考え方好きです)。


ここ最近、日経平均はパッとしなかったので、少しでも戻った今日は嬉しかったです。

(と言っても、買った値段、17,700円くらいに戻るまでにはまだまだですね…)


さて、株価って、なんで上がった(下がった)のかが分かる日とわからない日があるのですが、今日は前者、「わかる」日ですね。


それは、分かりやすく言うと、「原油産出国が集まって、『みんなで仲良く生産量を減らさない?』『…うん、そうだね。そうしないとみんな共倒れだね』という合意がなされたから」です。


2つ説明が必要ですね。

1)そもそも生産量を減らすのはなぜ?

2)そんな会議がなんで日経平均の上昇に影響するの?


1)ですが、こういうことです。

分かりやすいところだけ抜粋して説明すると、要は、ここ最近、石油が、需要に比べて供給過多だったわけです。そうすると値段が下がりますよね。事実、ガソリン代もここ最近安かったですよね。


「え?それなら供給を減らせばいいんじゃないの?」と思いますよね。

ところが、石油産出国は、出荷のシェアはキープしたいわけです。そうするとお互いの国が「みんなで減らすのは賛成だよ。じゃないとみんな値段が下がって共倒れになるからね。でも、みんなちゃんと減らす?抜け駆けしない?」みたいな疑心暗鬼になるわけです。


よくあるやつですよ。

「せーので好きな人の名前を言い合おう」みたいなやつ。「本当にこいつ言うのかな、俺だけだったら恥ずかしいぜ」みたいな疑心暗鬼です。


似たような話が石油産出国の中でも起きたわけです。で、ずっとこの減産合意がなされていなかったのが、ようやく今日合意ができたという、めでたい日なわけです。

(でも本当にみんながきっちり減産するかはまだ分からないですがね・・)



2)さて、その合意がなんで日本に影響するかと言うと、

①まず、原油の値上がりが予想されるため、資源関連の企業の好況が予想されて、その株上昇が、日経平均の増加のけん引役になります。具体的に例を挙げると、国際石開帝石という企業は7%上がりましたし、三菱商事や三井物産なども上昇したようです。

②また、原油も世界的な投資商品なので、原油の値下がりで損をした投資家が、その穴埋めのために日本株を売るという動きもあるようで、逆に値上がりをすると、強気になった投資家が株を買ってくれるということもあるようです。



相場って面白いですよね。

でもこういうことを知っていると、投資タイミングのヒントになるかもしれませんね。


いずれにしても、今日は少し日経平均が戻り、損失がほんの少し解消された日なのでした。

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