確定拠出年金(3)ドルコスト平均法

投資において有名な手法です。もちろん万能ではありませんが、メリットの大きい手法です。

確定拠出年金のメリットの一つとして、望むと望まずとに限らず、この「ドルコスト平均法」をやってしまうところにあります。


さて、このドルコスト平均法とはなにかと言いますと、一言でいうと、

===

同じ投資対象を、定期的に定額で買い続けること

===

です。


3つのポイントに分けられます。

①同じ投資対象を、

②定期的に

③定額で買い続ける。

です。


①についてですが、投資対象はなんでもよいです。ある投資信託でも良いですし、金(きん)でもいいかもしれません。いずれにしても同じ銘柄にしましょう。


②についてです。

定期的というのは、決まったタイミングで、という意味です。確定拠出年金の場合は、月イチになります。


③についてですが、1万円なら1万円。2万円なら2万円を投資に費やすという意味になります。逆に言うと、決まった口数(株数)買うわけではない、ということになります。

この違いは分かりますでしょうか。後者は、その時の時価によって、費やす金額が変わるということになります。

定額例:毎月2万円を投資するので、時価によって、買い付けられる口数(株数)が変わる

定口例:毎月200株を買うので、時価によって、買い付けに必要な金額が変わる


さて、以上がドルコスト平均法です。おさらいですが、

①同じ投資対象を、

②定期的に

③定額で買い続ける。


です。確定拠出年金を行うと、狙わずしてこの手法を取ることになるのです。

さて、これがなぜ良い手法と言われているのでしょうか。


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