では、ドルコスト平均法の弱点が分かった(※)ところで、次の実験をしてみましょう。
(※)上がり続けたり、下がり続けたりする場合には弱い
次の実験は、「日経平均でここ3年くらい、このドルコスト平均法をやっていたらどうなるか」です。もしよければみなさんも先程のエクセルを使ってやってみてください。
おっ、そういえば月次の日経平均ってどこで手に入るのかな…。
探していたらありました。親切なサイトが。
http://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/profile
からダウンロードできそうです。
2000年1月からの月次の日経平均が載っていますね。これを使いましょう。
まずは3年間でやってみましょう。例えば毎月1万円ずつ、日経平均に投資をしていたとしましょう。単純に36ヶ月ですので、36万円を投資したことになります。
エクセルのF列にこの部分(36ヶ月分)をコピペしてください。
チャート(グラフ)はこんな感じになりましたでしょうか。
さてさて、合計資産はいくらになりましたか。
364,853円ですね。36万円の投資ですので、4,853円の儲け。ふむふむ。損しませんでしたね。
がしかし!!
もし36万円を一括で投資していたらどうなっていたでしょうか。以下の計算をしてみてください。
360,000円 × (17,184円 ÷ 15,661円)。さて、いくらになりましたか?
395,000円…。
ドルコスト平均法の悪い部分が出ちゃいましたか…(笑)
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