昨日はやられましたねー。。
17,134円で日経平均がひけました。これは前日比で-307.72円。実に-1.76%です。
戻りかけていた相場に、まさにカウンターパンチ。
そのパンチを放ったのは、遠いアメリカの一人の下ネタ好きの元気なおっさんです。
もうすぐ大統領戦なのですが、意外と支持率が高いことが判明してきちゃったんですね。いやーアメリカ、なんていうか、日本も人のこと言えませんが、ちょっとひどいですね。
さて、元気なおっさんが人気だと、なんで株価が下がるのか。
ここでも「リスクオフ」という言葉が出てきます。
私の理解だと、「元気なおっさんが意外と人気だとなぜ株価が下がるのか」について、2つの理由があると思っています。
1)この元気なおっさん、非常に内向きな思想を持っているんですね。分かりやすく言うと、「世界の為にお金を使う必要はない!アメリカはアメリカのことだけ考えるのだ!」と言っているわけです。
そうすると、世界的な経済の活性化にはならないと判断され、投資家がお金を引き上げ始めてしまう(売りまくってしまう)わけです。
2)もう一つの理由は、このおっさん、何もかもが未知数なのです。ハッキリ言って何をしでかすか全くわからず、おっかなすぎるので、みんな「リスクオフ」をするわけです。
イギリスがEU離脱の時も似た動きでしたよね。「何がどうなっちゃうのかわからないから、とりあえず資金を引き揚げよう(売ろう)」というわけで株価が激下がりをしたわけです。
これ、みなさんも覚えておきましょう。「何がどうなるかわからない場合は、みんな揃って避難する」
ちなみに、その資金はどこに避難するか。当然リスク資産の反対、安全資産です。
今回の「おっさんのカウンターパンチ」の時も、速攻で安全資産が値上がり(みんな避難してきた)しました。見てくださいこのチャート。
ぐんぐん値上がり(チャートは下がりグラフ)してますね。そう、「円」です。
日本の国債の格付けがどんどん下がっているというのに、ハッキリ言って通貨の中では最強ランクの「安全資産」なのです。笑っちゃいますよね。
わたし、大統領選でトランプが買った瞬間、マッハで全株式を売ろうと思っています!
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