株式投資(19)買い増し②

買い増しの手法について、実践でやってみましょう。


先人たちの知恵は

「上げ相場では少なく買い増し」

「下げ相場では多く買い増し」

ということのようです。


ではそれを実践した例をやってみましょう。

まず、例のごとく日経平均で実験してみます。2000年から、こんな値動きでした。

こうやってみると、いい感じに凸凹してますよね。

そこでこういう買い付けをしてみます。


まず最初(2000年)に10,000円分買います。その後、以下のルールで買い付けを続けてみます。

・下げ相場では20,000円を買い増す。

・上げ相場では5,000円を買い増す。


こうなります。

もちろん、今が「上げ相場(下げ相場)の真っただ中だ!」なんてわかりません。ですので、こんなうまく買い増せる保証はありませんが、仮にそう買えたとします。


そうすると、当然ですが上記のとおり、総投資額は6万円(10,000円 + 20,000円 + 5,000円 + 20,000円 + 5,000円)になります。


さて、そうすると2016年9月1日には、評価額はいくらかというと…なんと




79,086円



すごくないですか!


ちなみに、2000年1月からの株価と投資額を指数化するとこうなります。

このグラフ、言い換えれば、最初に6万円分を一気に買ったより(青いグラフ)、買い増しを随所でしていった場合(赤いグラフ)の方がこんなに勝つという証拠なのです。


さて、ほかの例も見てみましょう。


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