そうそう、この「配当金」ですが、先日の日経新聞に書いてありましたが、日本企業の株式の配当利回りが、世界的に見ると低水準らしいです。
配当利回りを世界の主要国で比較してみるとこんな感じのようです。
日本 2.1%
ドイツ 2.6%
英国 3.5%
フランス3.4%
米国 2.3%
うーむ、日本はビリですね。
こうなるとどうなるかと言うとですね、海外の投資家が日本株を買ってくれなくなるので、結果的に株価の上昇にストップがかかりやすくなってしまうのです。
と言うのは、今現在世界的に経済の先行きが不透明なため、株式の値上がりには多くを望まず、多くの海外投資家が、この「配当金狙い」で投資をしているそうなのです。
そうなると、日本企業は配当性向が低いため、他の国の株式を買うというわけです。
ちなみに、日本企業は配当金を投資家に還元せずに、そのお金をどうしているか。
答えは、「まだまだ手元資金として持ったまま」。という状況なのです。ここが、今「日本の企業がもっと攻めるべき時」と言われているゆえんです。
※もちろん、配当金をあまり出さず、積極的に投資に資金を注入している企業もあります。
というわけで、日本企業はまだまだ配当性向が低いというお話でした。
そうそう、これも余談ですが、前述の「株主優待」。逆に、この文化があるのも日本だけ(?)らしいですよ。面白いですよね。
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