さて、前回までで3つのコースの大体の収支状況や資産推移を見てみました。
振り返りですが、こんな感じでしたね。
第1のコース : 5,000万円の家を買い、残りを貯金として取り崩して暮らす。
残高 4,800万円
トレンド 目減りトレンド↓
第2のコース : 1億円を全額、配当利回りの良い株式に投資する。
残高 2,400万円
トレンド 増加トレンド↑
残高 6,000万円
トレンド 増加トレンド↑
さて、どの方法が一番良いでしょうか。
もちろん色々な評価軸がありますので、一口に「良い」「悪い」とは判断できないですね。
いくつかの評価軸があるので、それをもとに比較してみたいと思います。
1)価格変動リスク
2)流動性リスク
3)リターン期待度(将来性)
一つずつ解説してみましょう。
1)価格変動リスク
これは分かりやすいですね。株であれば値動き、不動産もそうですね、不動産評価額。値段が下がってしまうリスクです。
2)流動性リスク
意外とこれ、見落とされがちなのですが、けっこう大事です。平たく言えば、「売りたいと思ったときにすぐ売れるか」です。
例えば、「1億円儲かった。よし、売っちゃおう!」と思っても、誰も買い手がいなかったら、その売買は成立しないのです。
「そんなことあるの?」と思うなかれ。あるんです!!
3)リターン期待度(将来性)
これは分かりますよね。将来、どのように値上がりするかの可能性です。
さて、この3つの軸で比較してみましょう。
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